2011年2月5日土曜日

十五章 松平定知さん北条へ

今朝11時半頃、「今松平さんと北条に来てるんですがお茶でも一緒にどうですか?」と仲良しの先輩から電話有り。

今治市で行われる講演会のため来県中だった、NHK「その時歴史は動いた」でお馴染みのあの松平定知さん(現在 京都造形芸術大学教授)が、講演に行かれる途中、突然北条に立ち寄られました。


「古谷アナウンサー(昨年までNHK松山放送局に勤務)が大好きだった海、北条の土手内海岸に寄ってみませんか?」とお誘いいただいたようで、うちのご近所、土手内海岸横に建つ家具屋さん兼(土日)限定のCAFE「TOWER」にて、話をしながら一緒に美味しいコーヒーをいただきました。

松平さん、やはり雰囲気をもった方です。テレビで見るよりもダンディー。

松平定知さんといえば、徳川家康の異父弟の松平定勝を祖とする伊予松山藩の旗本の末裔。お殿様の子孫ですね。世が世であれば大名行列でお見えになって、「ひかえい〜!ひかえおろお〜!」となって、土下座をして話さなければならないお方ですが、現代で良かったです。

松平さんは風早社中顧問の早坂暁先生とNHK BSの音楽番組でご一緒になさっていたそうで、早坂先生のお話や渥美清さんの話、北条鹿島の歴史の話などで盛り上がりました。

1時間程談笑した後、松平さんは講演会へ。東京都在住の松平さんですが本籍地は松山市三番町なんだそう。なので年に4回ほど松山にお越しになっているそうです。「必ずまた是非北条へ!」と。新たに北条の頼もしい味方が現れたといった感じです。

松平さんの講演を聴きに行く途中、腹ごしらえに今治の某うどん屋さんに寄ったら、なんとそこにも松平さんとスタッフの姿が(笑)。ご一緒させていただき、家来たちは天ぷらうどんを、殿は肉うどんを平らげました。

とてもためになる戦国時代の人間模様のお話、ご講演ありがとうございました。

講演が終わった後、「今度は北条で是非一杯!」と平に申し上げお見送り。今頃、殿は機上の人。