2012年2月29日水曜日

百三十五章 2月28日(火)読売新聞朝刊より

2月28日(火)読売新聞朝刊にNPO法人北条鹿島の風早社中の取り組みが紹介されていました。あちらこちらから反響があり、「愛媛の人も愛媛新聞だけじゃなくいろんな新聞をちゃ〜んと読んでるんだなあ〜」と(笑)。読売新聞さんありがとうございます。

「NPOが次々とアイデアを出して鹿島を変えつつある」と、とても良く書いていただいていて有り難かったのですが、あくまで風早社中は「松山市と地元の応援団」だと僕は思っています。これは僕の個人的な意見ですが、我々が手柄を立てた、立てようとしているように思われるのは不本意で、あくまで我々は、松山市と対等に意見を交わせる立場にいながらにして行政の受け皿になり、市民や松山市に手柄を立てていただくためのお手伝いをする立場です。

手柄というのは、数年後「レトロタウン構想、最初はなんのことかよ〜わからんかったけど、あの時あれをやってくれたお陰で北条は前より随分よ〜なった。松山市はさすがじゃねえ〜。北条の人もやっぱり底力がある。他の市ではこうはいかんよ〜」と言ってもらえればええなあ。そして、「北条のお陰で松山市の税収も人口も増えたし、北条が穴場の遊び場、観光地としてこんなに人気の出るええ場所になるとは、正直思ってなかったなあ〜」と言われるように。

今北条の様々なことが動き始めようとしているのは野志市長をはじめ、市の職員の方々が住民の声に耳を傾けていただき迅速な対応をとっていただいているお陰です。これからも影ながらこの町に笑顔が増えるお手伝いをさせていただければと思ってます。ほんとよ。

2012年2月25日土曜日

百三十四章 春です。

立岩川沿いにはもうたくさんの菜の花が咲いています。
今年も確実に春が来ています。

2012年2月23日木曜日

百三十三章 今治にもピカソにも学ぼう

今朝のNHKテレビ「あさイチ(AM8:15~9:54)」JAPAなびは今治市の特集でした。


以下、NHK番組HPより
瀬戸内海に面した愛媛県今治市。日本最大10メートルもの渦潮「八幡渦」や、国内シェア60%を誇る今治タオル、世界一おいしい!と評判のかき氷、さらには、およそ70軒がひしめく焼き鳥店など、魅力がいっぱいの町です。
今治タオルの人気の秘密は“5秒で沈む”厳しい審査基準。ストップウォッチを手に吸水性のチェックが行われ品質に目を光らせています。
町の焼き鳥店で出される今治風の焼き鳥もびっくり。なんと炭火ではなく鉄板で鶏肉を焼くのです。”せっかち“とも言われる今治のお客さんが待たなくて済むように生み出されたものと言われています。
日本一小さいポニーも今治にいます。在来種の野間馬は体高110センチ(小学生の背丈)。江戸時代に軍馬として不適格とされた小さい馬同士が交配を重ねて、より小さくなったという皮肉な歴史を持ちますが、今、その小さく人なつっこい性格ゆえ、不登校児やうつ病患者へのホースセラピーで活躍しています。



番組を見た感想。
「食、景色、人」客観的に見て、行ってみたい!と思わせる要素が満載でした。


かつては今治市内に5つもあったデパート、現在は壊滅状態。中心街の大通りに面したお店もシャッターが閉まった店がほとんどで、賑わった時代があったのがウソのような状況です。しかし、今治市民はがんばっている。


*1999年しまなみ海道開通時、イベントのため東京から今治に帰省した際、地元雑誌のインタビューで「焼き鳥での町おこし」を提言すると、すぐさま地元の有志たちが焼き鳥ソングや本、フライヤーを作り「焼き鳥日本一宣言!」で今治焼き鳥を全国にPR。


*続いて地元の人気丼「焼豚卵飯」も全国にPR。


*主婦らが商店街の空き店舗にコミュニティーFM放送局「今治コミュニティーFM」を作り、素敵な音楽とまちの情報を提供し、まちおこしの拠点に。


*印刷会社の友人は、「今治にもかわいいゆるキャラを」と、「バリィー」ちゃんを製作。ご存じの通り、昨年の「全国ゆるキャラグランプリ」で全国2位に。(実は今治にはタオルのデザインに関わる良いデザイナーがたくさんいます。)


そして今、少しずつ努力の結果が出てきています。要は、地元の人がしっかり動かないといけないということ。


今日は最後に尊敬するピカソの言葉を紹介します。
ピカソに学ぼう!




*ピカソから7つの助言*


1. 必ずできると信じろ

「思いついたことは出来る。思いつかないものは出来ない。これは避けがたく、明白なことだ。」


2. 限界を超えろ

「私はいつも自分の出来ないことをする。どうやればいいのかわかるからだ。」


3. 「その時」を待つな

「インスピレーションは常に存在する。見つけに行くんだ。」


4. 動け

「明日に引き伸ばせば、それは死んでしまう。」
「行動がすべての成功の鍵だ。」


5. 正しく問え

「他の人間はなぜそうなったかを問う。私はいつも何ができるのか、なぜできないのかを問う。」


6. ジャッジせず、隠された美を見ろ

「我々は脳をブン投げて、ただ目だけで見ることができればいいのだが。」


7. 遅すぎるなんてことはない。
「若さと年齢は無関係。」



含蓄のあるピカソの言葉はやる気が出てきます。



2012年2月18日土曜日

百三十二章 地元愛

この1年、地元の人に話を聞いて思うこと。

北条の人は北条を好きな人がとても多い。だから、面白いことになるんじゃないかなあ〜と思うんです。

2012年2月6日月曜日

2012年2月4日土曜日

百三十章 愛の聖地プロジェクト石上げ報告

2月4日立春(土)朝9時、昨日が寒かったせいかあまり寒さを感じない朝。
風早社中ボランティアスタッフの面々が鹿島渡船場に集まりました。
総勢12名。新聞記者さんらもありがとうございます。
「ご両親の出身地である八幡浜の鹿島つながりで参加しました」
という、愛知から引っ越してこられた女性の方↑(写真左)もいらっしゃいました。
5年前に北条へ移り住んできた「北条が大好き」という、
↓旅行代理店勤務のイギリス人、ロッドさん(左)も強力な助っ人。
今はもう取り壊された「縁結びの祠」に置かれてあった凸凹の石。
地元の方に伺うと、
今から約50年くらい前からこれらの石が徐々に鹿島に集まり始めたそうです。

たくさんの人がこの石に向かって手を合わせたことでしょう。
中には安産祈願に来た方もいらっしゃったんじゃないかなあ。

これらの石を、リュックサックやバッグに入れて各々頂上まで運んでいきます。
ある人は、昔片思いだった人のことを思い浮かべながら、
またある人は、今の奥さんとの出会いや愛する家族の事を考えながら、
僕は、可能くんの高校時代の恋愛話を聞きながら。
各々が愛のエネルギーを石に注入しながら運んでゆくのです。

しかし、意外に重い!休み休み行っても腰が痛い、、、。
人が持てない重い石は、墓石を運ぶマシンに乗せて頂上まで。
そして、夫婦岩の見渡せる場所に設置。
ここが、「恋の聖地」よりも器の大きな「愛の聖地」となります。
夫婦、恋人、愛人、同性愛、なにびとの愛も拒まない場所。
いろんな形の愛が集う場所に、いろんな形の愛の石が置いてあります。
鹿島の海で拾った石や貝にあなたの思いを込めながらこの場所に持って上がれば
たとえ煩悩でも愛に昇華します。

そもそもなぜ北条鹿島が愛の聖地なのか?
お持ちの地図に線を引いてみて下さい。
石鎚山の頂上と厳島神社のある宮島弥山の頂上を直線でつなげば、
鹿島がちょうどその真下の中間地点に位置します。
聞くところに寄るとその昔、
石鎚山の神様と厳島の神様は恋仲にあったとか。
石鎚山と厳島の神様が落ち合う場所こそが、ここ鹿島の頂上なのです。
今日どうしても頂上に上げられなかった重い石↓がありました
この女性器の形に似た1トン近くある石、
高縄山の中腹にあった石だそうで、
50年ほど前、地元の建設会社の人が発見し、
「めでたい石だ!」ということで、鹿島に運んだということが今日わかりました。

周りを削って200kgくらいにして運ぼうと、
地元の石工さんが奮闘してくれたのですが、
砕こうにも硬い!プロでもお手上げでした。

あきらめませんぞ!
来週ベテランの石工さんに相談し次の手を考え
今年度中には
「愛の聖地」を完成させたいと思っています。

ボランティアスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。

2012年2月3日金曜日

百二十九章 支え合い

写真は北条にある道の駅「風和里」の入り口↓
東北から松山に来た人がこれ見たら、嬉しいやろなあ〜。
逆の立場で、四国が震災に遭って「がんばれ四国!」って東北に書いてくれとったら嬉しいもん。復興はまだまだこれから。一人一人、一円の募金でもOK!無理なくできることからご協力を。
東北の皆さん、四国からも愛を贈っとるよ。


*さて、いよいよ明日になりました。北条鹿島「愛プロジェクト」第一弾!
明日、あなたの「愛」のイメージを念じながら写真の女性器型と男性器型の石を一緒に北条鹿島の頂上まで運んでいただけませんか?
新生北条鹿島の名所になるであろう「愛の聖地」を頂上に作る第一歩です。

明日2月4日(土)、朝9時03分の渡船に乗って鹿園前に集合。持参物は軍手、ショベル、石を入れるためのリュックサック。大きい石は割って石屋さんに上げてもらいます。終了は昼すぎ予定。夫婦、親子、愛人、ゲイのカップル、愛に飢えている独身の方々も大歓迎。様々な愛の形をお待ちしています。

2012年2月1日水曜日

百二十八章 旧196号線が肝

今日から二月。写真は粟井坂から見た今日の瀬戸内海。
風が強くて荒れ模様、まさに冬の海といった感じです。

久しぶりの休みだったので、旧196号線沿いにある粟井坂の海鮮北斗さんにお昼を食べにいきました。ブリづくしのランチ。このボリュームで1000円はお得です。
以前、浅草からきた伯父をここに連れてきたとき、ここの景色に感激してくれたことを思い出しました。こんな水墨画のような景色を見ながら食事をできるなんて、東京の人からすれば大贅沢です。
食事が終わって店長さんがご挨拶にきてくれ、「北条をどうにかしましょう。お手伝いが出来ることがあれば協力は惜しみませんので是非我々にも遠慮なくおっしゃってください」と心強いお言葉。ありがとうございます。

今は北条単体で観光客を呼べるような状況にはありませんね。今後も北条の魅力だけでお客さんがわんさか来るようになるとは正直思ってはいません。しかし、「松山観光の帰りに絶対立ち寄りたい場所」にすることは可能だと思います。

松山インターから高速道路にのって帰るより、旧196号線の海沿いを通って帰る方が絶対気持ちがいいし、良い思い出がもう一つ増えるはずです。「また今度松山にゆっくりこよう!」と思ってくれるリピーター客も少なくないはず。旧196号線を通って今治からしまなみ海道を走って帰ってもらう観光ルートを構築することは、愛媛県にも松山市にも大きなメリットがあります。そのためには「北条」という町が一番の重要なポイントになってきます。

観光、経済の活性化のためにも旧196号線沿いにあるお店がもっともっと儲かるようにならんといかん。お店が増えすぎるのは嫌ですが、北条の良いお店がこれ以上なくなってゆくのを見るのは忍びない。どこのお店も張り合いつつもみんなで協力し合って地元を盛り上げていきたいものです。