2011年4月4日月曜日

四十二章 鹿島ゴミ拾い花見会

4月3日(日)、北条鹿島の風早社中主催、鹿島のゴミ拾い、花見会の日。

この日は皆さん、会社のお花見や、用事のある会員の方が多く、「不参加」のメールをたくさんいただいていたので、あまり集まってはもらえないだろうと思っていたのですが、朝9時50分、鹿島渡船場のロビーに続々と集まってくる参加者。

お年寄りやら、家族連れやら、松山大の学生さんやら、放送局の方々やら、広島から来ていただいた会員の方も(涙)。

結局、50人近くの参加者で鹿島に渡りました。本当にありがたいことです。


「人が捨てたゴミだけ拾うんよ〜。落ち葉は違うよ〜」と楽しそうに家族でゴミを拾う子供たち。


燃えるゴミと燃えないゴミに分別してのゴミ拾い。約1時間半の皆さんのご協力でたくさんのゴミが集まりました。

この日はあいにく気温も低く強風。「多分、鹿島の桜はまだ咲いてないぞ」と地元の方から言われていたのですが、寒空の下、申し訳なさそうに、美しい花を三分咲かせてくれていました。


さて、お花見の方ですが、「寒いけど桜の下で一杯やるのと、寒くない会堂をお借りしてやるのとどちらがいいですか〜?」と皆に聞けば、全員が「中でやりたい」と(笑)。花より団子派多し!


鹿島神社横の会堂をお借りさせていただいて、設立総会にお越しになれなかった会員の皆様や新規会員の皆様などが多く参加し、交流を深めました。

今回のゴミ拾い&花見会の参加者の特徴としては、女性が多かったこと。そして、松山大学ボクシング部などの若い力の活躍。新戦力に期待が膨らみます。

感想を聞いてみると、「日常に体験できない事を体験できて良かった」「ボランティアという言葉は余り好きではないが、島が綺麗になってゆくのを見て少しでも島の役に立てているのがわかり心が満たされた」「充実した時間になった」など。

自由解散でしたが、最後まで残っていただいた 半分ほどの参加者、全員15時20分の渡船に乗船。無事解散。


皆様、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。鹿島は喜んでいます。
太田屋さん、温かい缶コーヒーの差し入れ、ありがとうございました。石鎚神社の皆さん、御神酒の熱燗しみました。

参加いただいたカヌーの達人Cさんに、「以前、はるさんのブログで、毎日ゴミ拾いやってたのに断念したことがありましたよね」と言われ、はたと思い出しました。 

北条に移り住んでから、鹿島神社への毎朝の散歩の途中、釣り客のものと思われるゴミを拾っていたことがあったのですが、ゴミを拾うようになって、「ここに捨てても、誰かがきれいに掃除してくれるのか」と思われたようで、ゴミはそれまでよりエスカレートして増える一方。わざわざ大きなゴミをそこに集めて持って来てくる始末、、、。 

こらあかん。と、ゴミ拾いをやめて、反省を促そうとしたのですが、いまだにゴミはあります。 

ゴミのポイ捨ての元を絶つのには、家庭や学校の教育でしか解決できない問題なのかも知れませんが、なんか良い手はないものかと、、、。