2013年1月25日金曜日

二百十六章 花金

荒ぶる今朝の北条の海。
荒ぶる心。
今日は花の金曜日。
選抜甲子園出場校の発表の日。
北条高校もいつの日か!
澤田先生よろしくお願いします。
愛媛の高校球児の夢も乗せて、
がんばれ済美高校ナイン!

2013年1月22日火曜日

二百十五章 風早社中2周年

北条を元気にしたい集団「風早社中」をたちあげて丸2年が経過しました。

このブログの第一章から読み返してみると
当初思っていたことがまったく実現できていないことを情けなく思います。

昔のブログはもう消そうと思ったのですが、
何が間違っていたのか?それとも間違っていなかったのか?
あえて辱めを受け、
今後の反省材料、糧として残しておくことにしました。


2年前を思い返せば、

新松山市長の公約で、
「松山の宝磨きの一環として、北条を活性化したい」
と言ってくれた嬉しさに思わず、

「これは住民として、かつての仕事仲間として、
協力しないわけにはいかない!」

と、地元の仲間たちと共に立ち上がったわけですが、
そこはど素人のやること、
なかなか前に向いていきませんでした。


結成当時、後のアドバイス

「北条は特に保守的な人が多い町。
新しい事をするのはすごく難しいということを覚えておいてください。」
と某区長さん。


「何十年も前の話やけど、町づくりとか活性化とかいうたら、
大きなお金や裏金みたいなお金が動きよった時代があったんよ。
どうせ誰かが儲けるための町おこしやろ!
って協力してくれんかった。

今の時代はお金も無いから皆ボランティアでやりよるのに、
まだ昔の習慣が残ってて町づくりと名のつくものには、
どうせあんたのとこが儲けよるだけじゃろ、
と協力してくれん。

おまけに裏金が動いてると本気で思ってる人もまだおる。
会議でも意見を言うと嫌な思いすることの方が多いと思うけど覚悟して。」
と、県と市の行政、町づくりに詳しい某先生。


「地元の人から見れば、君たちは外からきたインベーダーみたいなものですから。
そりゃああなたの考えは容易には受け入れられませんよ。

町おこしなんてものは楽しんでやらないともちません。」
と尊敬する北条出身の作家、早坂暁先生。


駅前の活性化のため、
空き倉庫を改造してカレー屋を出店して二年近くが経ちます。

「人がいないところで商売はするな!」

との、商売の成功者の先輩の助言を無視しての強行でした。


様々な手を試してはみてますが
(まだまだ努力が足りないのでしょうが)、
正直言うと平日は商売にはなりませんね〜。

松山市の予算がいつまでもつくわけではありません。
イベントで盛り上げていただくのは地元にとってとても有り難い事ですが、
「風早レトロタウン構想」の援助が無くなっても
地元の方々だけで今後賑やかにやっていけるためのアイデア、
斬新なソフトは出来ているのだろうか?というのが一番の不安です。


地元の方々だけでもやれる可能性のあるイベント「かざはや楽市」は
ずっと続けてもっともっと盛り上げていきたいと思っていますが、

去年の春、今までの考えを改め、
北条にとっての「町おこし」「活性化」とはどういうことか?

どうすることがこの町にとって一番良い方法なのか?

をもう一度考え直してみました。

通常の町おこしは、
経済の再生、雇用の促進、観光客の増加
などを目指すことが多いのでしょうが、

「実は北条の場合は違うんじゃないか?」
とも思い始めました。
もっと無理のない自然な活性化の方法もあるのではないかと。


強いカンフル剤が打てない状況下では
不自然な状態はまたいつか必ず自然に淘汰されます。
地元の参加者がどんどん盛り上がり、
参加者、協力者が急増する奇跡が起これば話は別ですが、
奇跡を生むためにはそれなりの準備が必要です。

2年前は気合いが入りすぎ、
あれこれ意見を言い過ぎて失敗したので(微笑)
ここではあえて意見はしませんが、

古い時代の活性化とは違う、北条の美しい自然を生かした
一歩先を行く方法があると思うのです。


我々は当初、鹿島の再生をうたってアイデアを出してきましたが、
思い通りにはならないことを知りました。
点を線にする難しさも痛感しました。


今後は、
我々の手で確実に出来ることを
目のいき届く土手内地区を中心として
外からのお客さんの目を意識した活動をと考えています。


現在の風早社中は、結成当時の地元の主要メンバーが抜け、
法人格も取り下げ、
風前の灯火の集団となっていますが、
出来ることから少しでも北条を良い町にしたいと思ってます。

ラジオ番組やFacebook、
HPなどで地道に北条の情報を伝え続け、
畳の目ずつでも北条を好きになってくれる人が増えるようにお役に立てればと。

こんな素晴らしい海があるところに住まわせてもらっているのですから。


風早社中、3年目に突入です。









2013年1月20日日曜日

二百十四章 凪

今朝の瀬戸内海はとてもおだやか。凪いでます。
今日1月20日(日)は13時30分~道後の子規記念博物館にて、
北条を舞台にした早坂暁先生の小説「花へんろ」にも登場する
反戦の軍人こと水野広徳さんについて、
東京都知事で小説家の猪瀬直樹氏の講演会があります。
(当日入場不可)
軍人でありながら反戦・平和主義を貫いた松山出身の素晴らしい人物、
水野広徳さんの「突破力」は何か?
猪瀬直樹さんの名著「黒船の世紀」を書いた原動力は
その答えと同じだったのかも知れません。

 尚このイベントはテレビ収録して後日、南海放送で特番放送する予定だそうです。

素敵な日曜日を。

2013年1月16日水曜日

二百十三章 読者さまからのメール

先日、このホームページの読者さまからメールをいただきました。
長野県にお住まいになってる北条出身の方だそうです。以下。

大学卒業まで北条で暮らし、
現在は母親、家族を北条に残し、松本市(長野県)在住の身です。
いつも、Facebook、風早社中を楽しく拝見させていただいています。
 また、北条活性化のためにご尽力いただきありがとうございます。
「二百十二章 北条の活性化とは?」を拝見し、
具体的ではありませんが、感じたことを綴らせていただきます。
北条から離れて暮らす身であり、
お手伝いもできず、身勝手な思いで綴ることをご容赦ください。
~~~~~~~~~~~~~~~
問題点のトップ3である、
①高齢化、②少子化、③働く先がない、というのを強みにできないのかな?
行政に頼っていてもいけませんが、
松山市の都市契約マスタープランにある北条地区の特徴である、
①豊かな自然環境、②良好な住環境、が活かすポイントなんでしょうか。
北条から離れて暮らしていて(親と家族は北条に定住)、たまに帰ると感じますが、
松山中心部から30分程度で程よく便利(マイカーがあることが前提ですが・・・)で、住みやすい街です。
必要以上の開発は必要ないかなと思っています。
「開発」ではなく、昔からあるものを活かした「再生」でしょうか?
「自然」「食」「歴史」をキーワードに、「安心」「安全」を前面に出し、
「子供」「若者」「高齢者」が集まる(住むことにこだわらない)街になればいいなと思っています。
正月に帰省した際に、海沿い(辻地区?)に、
若者が住みたくなるような、おしゃれなアパートも建設中でした。 
いいことですよね。
具体的でない、思いつきで申し訳ございません。

以上。

この方は、フェイスブックにも北条のページを作られてるようですので、
フェイスブックをおやりの方は是非、ご覧になってください。以下、

Facebook:故郷・北条をこよなく愛するページ⇒http://p.tl/bXyT

貴重なご意見をありがとうございました。
県外に故郷を愛するこういうお方がいてくれることを
すごく心強く感じています。

私もそうでしたが、県外で暮らしてみて初めて見えること、
気づくことがたくさんありました。
今後とも良いアイデアなどございましたら
メール待ってます。
よろしくお願い致します。

県外で暮らす方々が「懐かしいなあ〜」とか、
「やっぱり北条はいいなあ〜」と思ってくれるような写真を
これからもこのホームページにアップしていきますね。

いつか、たくさんの知識と経験を持って
故郷北条に帰ってきて頂く時が来ればええなあ。と。

北条が好きで北条に移り住んできたドテウチーズですが、
まだまだ知らないことだらけです。
今後ともよろしくお願い致します。

写真は今日1月16日(水)午前10時頃の北条の新開海岸付近。




2013年1月13日日曜日

二百十二章 北条の活性化とは?

あなたは北条の地域活性化について
どう考えますか?
北条で今、何が主に問題になってると思いますか?
あなたは北条を再生、活性化するために、
特に何が必要だと思いますか?
具体的に北条の何をどうしたらええと思いますか?
北条をもっと良くするためには、
小さい町でいがみ合わずに、
一人一人、みんなの協力が必要なんです。

なんにもないけど愛がある。
ええとこぞなもし 四国松山北条。

2013年1月3日木曜日

二百十一章 鹿島神社の初詣(ナナの帰郷)

普段の朝は誰もいない鹿島神社ですが、
お正月は多くの初詣客でにぎわってます。
神様もうれしそう。
6年前の1月の寒い朝、この鹿島神社の境内に
病気で目ヤニがあふれ、目のふさがった一匹の子猫が
震えながら死にかけていました。

すぐに病院に連れて行きそのまま飼うことに。

ナナちゃんは元気に6才になりました。
毎年恒例の里帰り。
今では我が家に欠かせない家族の一員です。
鹿島神社の神様、ありがとうございます。

今年も1年北条の皆さんが元気で良い年を過ごせますよう
お見守り下さい。




2013年1月1日火曜日

二百十章 あけましておめでとうございます。

2013年、新年あけましておめでとうございます。
元旦の朝、北条土手内の砂浜にいよかんが一つ。
いい予感。