2012年6月11日月曜日

百五十八章 日曜夜、とある里山でのお祭りにて。


日曜夜、とある里山のお祭りにて。

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13年前、
松山市の山の奥の奥にある隠れ里に1300年以上続く小さな神社で、
仲間たちとこっそり始めたホタルのお祭り。

葛掛五社神社「第13回奥久谷ホタルの夕べ」
始めた当初は50人ほどだったお客さんがこの日は約750人。
大勢の子どもたちが田んぼのあぜ道で遊ぶ姿を感慨深く見つめる関係者。


鮎の塩焼き、地元牛串焼きが飛ぶように売れます。
全部200円。缶ビールも200円。

出店に特にこだわりのなかった地元のおじさんたちですが
お客さんがが増えるにつれやるガンガンやる気が出てきて
「喜んでもらえてなんぼじゃ〜!」と
食材もこだわるようになりました。

焼きトウモロコシはこの日の朝四時に道後平野でもぎった採れたてのもの。
牛串焼きに使用している牛肉は、
ビールかすを飼料にしてこの地区で育てた牛肉。
何度も書きますが、これが200円!
そりゃ美味しいよね〜。
民踊の演奏や坊っちゃん劇場パフォーマンス他、
美しい小川に舞うホタルととともに
家族連れでみんなゆるりと楽しんでました。



梅雨時期であるにもかかわらず、なんと13年連続で雨が降っていません。
晴れ男が司会だからではないと思いますが、
ここには晴れ神様が憑いてるような気がします。
お忍びで松山市長↓も遊びに来てくれていました。
地元のみなさん、毎年本当にごくろうさまです。
昔ながらのここの自然と、人情あるお祭りが
いつまでも末永く続きますように。
企画だけでは物事は動きません。

人手のないこんな小さな村でもこんなことができるのです。
歴史と豊かな自然をもつ我が町北条でもいつか、
こんな昔ながらの手作りのお祭りがやれればええなあ〜
と思った次第であります。