2011年9月5日月曜日

九十五章 戸締まり用心

先日家に帰るとお隣宅にパトカーがとまっていました。

どうしたのかと思いきや、空き巣に入られたらしいのです。お隣だけでなく、なんとそのお隣も。それも一度や二度ではなく何度も入った形跡があるとのこと。

お隣で深夜に不審な物音がしたか?とか、最近見慣れない不審者がいたか?とお巡りさんに聞かれても、正直まったく気づきませんでした。

この二軒のお宅には共通点があります。主が高齢化のため、都会の身内のお住まいに長期滞在していたこと。

プロの空き巣にかかればこういう家は一目瞭然なのでしょう。高齢化が進む北条地区のうちのご近所にはこういう家が多いと聞きます。用心しなければなりません。

そしてこの週末の話。北条駅前のカレー屋の営業を終えて後片付け後、午後8時に店を出たところ、隣接する現在誰も住んでいない大家さん宅の玄関先に、キョロキョロと家を見回している不審な動きをしている男がいました。年齢は60才くらい、白髪交じりの角刈りにダンガリーシャツに派手な銀のネックレス。智弁和歌山高校野球部の高嶋監督によく似てる人。

夜8時というと北条駅前のカルコバ辺りはもう真っ暗なのです。

「こんばんわ」と声をかけると男は知らん顔。その時、男の合図で一台の軽バン車が立ち去ったように見えたのですぐにバイクでその軽バンを追いかけ、ナンバーを記憶。軽バンを観察すると後部トランクに釣り竿など釣りの道具がたくさん積んでありました。釣り客?

引き返すと怪しい男は大家さんの玄関の扉の前でタバコをふかしていました。北条駅の前に移動し別場所にお住まいの大家さんに急いで電話。僕が電話をする姿を見て、警察に通報したとでも思ったのでしょうか?男はすぐにその場を立ち去りました。

僕の勘違いならばそれが一番いいのですが、どう見ても怪しいのです。
なんか早坂暁先生の「花へんろ」のワンシーンのようですが、事件が解決するまでは笑い事では済まされません。

皆さん、戸締まり用心、火の用心。田舎の方が不用心な家が多いですから。