2011年8月24日水曜日

九十三章 プライド

21日(日)の北条駅前商店街日曜夜市そうめん流しは雨天のため中止でした。残念。また来年!

さて、北条駅前の風早カリー屋さん「CURCOVA」で勤務中、「北条の方ですか?」と聞かれることがよくあります。聞く人は必ず地元の方です。

「違います」と答えるとこれまたお決まりで必ず、「なんで北条に越してきたんですか?」と聞かれます。

「北条が好きだから」と答えると「北条のどこが?」と。

この会話を何度したことか。地元の方は北条が嫌いなんでしょうか?

今日も五十代くらいの女性二人組と同じ会話をしました。そこで、思い切って聞いてみました。「北条嫌いですか?」

「ん〜、嫌いじゃないけどもう慣れっこになってて、、、。地元のダメだなあ〜というところがつい目に付いてしまいます。例えば、北条はどこのトイレも汚い。風和里はみんなが力入れてるからまだ大丈夫やけど、●●(山の方、地名を忘れました)のトイレは昼間も怖くて入れない。鹿島もトイレが汚すぎる。せめて更衣室やトイレは年中綺麗にキープしてないと町の印象が悪いでしょ。まちづくり以前にまずそういうところからちゃんとやらんといかんです。」と。

確かに。先日、大阪から帰省していた某動物病院の先生の大学生の娘さんも、「鹿島のトイレは汚な過ぎる。もう二度と行きたくない」と言っていたと聞きました。

地元に誇りを持てないのは、そういう小さな所の積み重ねかも知れませんね。人間関係も同じです。小さな約束が守れる友人でないと、大きな事は任せられません。

「北条の方ですか?」「外からきた者です」「なんで北条に?」「だって北条ええとこですもん。」「でしょ〜!」今、地元の方とこんな当たり前の会話がなぜ出来ないのか不思議なのです。いつ、どうして、故郷への自信、プライドがなくなってしまったのでしょうか?次の機会にまたお客さんに聞いてみます。