2012年2月1日水曜日

百二十八章 旧196号線が肝

今日から二月。写真は粟井坂から見た今日の瀬戸内海。
風が強くて荒れ模様、まさに冬の海といった感じです。

久しぶりの休みだったので、旧196号線沿いにある粟井坂の海鮮北斗さんにお昼を食べにいきました。ブリづくしのランチ。このボリュームで1000円はお得です。
以前、浅草からきた伯父をここに連れてきたとき、ここの景色に感激してくれたことを思い出しました。こんな水墨画のような景色を見ながら食事をできるなんて、東京の人からすれば大贅沢です。
食事が終わって店長さんがご挨拶にきてくれ、「北条をどうにかしましょう。お手伝いが出来ることがあれば協力は惜しみませんので是非我々にも遠慮なくおっしゃってください」と心強いお言葉。ありがとうございます。

今は北条単体で観光客を呼べるような状況にはありませんね。今後も北条の魅力だけでお客さんがわんさか来るようになるとは正直思ってはいません。しかし、「松山観光の帰りに絶対立ち寄りたい場所」にすることは可能だと思います。

松山インターから高速道路にのって帰るより、旧196号線の海沿いを通って帰る方が絶対気持ちがいいし、良い思い出がもう一つ増えるはずです。「また今度松山にゆっくりこよう!」と思ってくれるリピーター客も少なくないはず。旧196号線を通って今治からしまなみ海道を走って帰ってもらう観光ルートを構築することは、愛媛県にも松山市にも大きなメリットがあります。そのためには「北条」という町が一番の重要なポイントになってきます。

観光、経済の活性化のためにも旧196号線沿いにあるお店がもっともっと儲かるようにならんといかん。お店が増えすぎるのは嫌ですが、北条の良いお店がこれ以上なくなってゆくのを見るのは忍びない。どこのお店も張り合いつつもみんなで協力し合って地元を盛り上げていきたいものです。